90年代冬ソング 冬ソング

WINTER LOVE SONG

・寒い冬に聴きたいラブソングを集めたオムニバスCDです。
・FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT
・2007/12/19
詳細はコチラ

  1. Winter Love Song / DOUBLE
  2. Choo Choo TRAIN / ZOO
  3. 一瞬のトワイライト / 馬場俊英
  4. PIECE OF MY WISH / 今井美樹
  5. 冬がはじまるよ / 槇原敬之
  6. スノーフレイクの街角 / 杏里
  7. The Other Side of Love / 坂本龍一 featuring Sister M
  8. a love story with SEAMO / BENNIE K
  9. 君の声 / アンダーグラフ
  10. 陽のあたる坂道 / Do As Infinity
  11. 新しいラプソディー / 井上陽水
  12. ロマンスの神様 / 広瀬香美
  13. I LOVE YOU / 德永英明
  14. CRAZY GONNA CRAZY / trf
  15. TOMORROW / 岡本真夜
  16. Merry Christmas Mr.Lawrence / 坂本龍一

相変わらず寒い日が続いてますね。冬はキライじゃないけどこうも寒いと外に出るのもおっくうになってきますよね。そんなときは寒い外に出るより暖かい部屋でイイ音楽でも聴いて身も心も温まりましょう。

ということで今日ご紹介するのはそんな寒い冬にちなんだナンバーばかりを集めたオムニバでございますよ。タイトルは「WINTER LOVE SONG」といいます。

今回はフォーライフさんの制作したオムニバスということで同じ冬をテーマに選曲したものであってもいつものソニーさんとはだいぶ雰囲気が変わってきますね。

ジャケット写真は雪の降る中ヘッドホンをつけた女の子が音楽を聴き入ってるといった感じになってます。なかなか雰囲気を持ったかわいい子を使ってますね。最近の女優さんでしょうか?そんなことはさておき早速その中身を見ていきましょう。

「WINTER LOVE SONG」レビュー

まずオープニングはDOUBLEの「Winter Love Song」から入ります。こういったR&B系のアーティストが歌うラブバラードというのもまた違った感じでいいと思いますね。

そのあとの「Choo Choo TRAIN」や「PIECE OF MY WISH」「冬がはじまるよ」といったところは他の作品でもよく取り上げられているのであまり目新しさは感じませんが、その間に馬場俊英さんの「一瞬のトワイライト」をはさむあたりはいいですね。

馬場さんといえば一度レコード会社をクビになって、そのあとまた再デビューしてブレイクを果たしたという異例のシンガーですが、この「一瞬のトワイライト」はそんな彼が再デビューしたあとにリリースされたもので、これが有線や地方のFM局でひんぱんに取り上げられたことで彼の人気に火をつけたのですね。

たしかに彼の楽曲というのは、聴く人に訴えかけるような強さもありつつ、一方でささやきかけるようなやさしさもあわせ持ってる感じがするのですね。今後も注目したいアーティストです。

杏里さんの「スノーフレイクの街角」は、夏のイメージが強かった彼女にとってウィンターソングでヒットした曲として有名です。これも今の時期に聴くと冬の街角を連想させてかなりいい感じになりますね。

アンダーグラフの「君の声」もせつないバラードですね。井上陽水さんの「新しいラプソディー」も少し前にANAのCMで使用されていたので聴いたことがある人も多いと思います。

そして広瀬香美さんが満を持してここで登場してきましたね。曲はもちろん「ロマンスの神様」です。やはり冬といえばこの曲ということになるのでしょうか。リリースが'93年なのでもう随分と前の作品になるのですが、それでもいまだに冬の定番として歌われてるのはすごいですね。

坂本教授は「The Other Side of Love」と「Merry Christmas Mr.Lawrence」の2作品で登場しています。中でも「Merry・・」の方が冬らしさを感じられていいですね。ただこの曲を聴くと『戦場のメリークリスマス』よりも「元気が出るテレビ」の大仏の登場シーンをつい思い出してしまうのですね(笑)

そういうことでいろんな冬のラブソングが聴けるという意味ではなかなかいい作品に仕上がってると思います。ひとりで聴くもよし、カップルで聴くもよしといろんな楽しみ方ができますね。寒い冬は気分を盛り上げるこうした曲を聴いてあったかくして過ごしましょう。

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