秋が深まってくると、いよいよ風も寒く感じるようになって冬の訪れを感じるようになりますね^^
外が寒くなると、その時期に聞きたくなる曲もどこかもの悲しい雰囲気を感じさせる曲が多くなってきます。
そんな深まりゆく秋に聞きたくなる曲というのは、時代がいくつ通り過ぎても色あせない名曲が多いような気がします。
そこで今回は秋真っ盛りに聞きたい曲で、代表的な曲をランキング形式で5曲ご紹介したいと思います^^
秋に聞きたい曲のキーワードは「あえて秋を入れない」
秋真っ盛りによく聴かれる人気の曲の特徴は、タイトルにあえて秋を入れない曲が多い感じですね。
もちろん秋という文字をタイトルに入れたヒット曲もたくさんあって、秋桜(山口百恵)、秋止符(アリス)、思秋期(岩崎宏美)、色づく秋(南沙織)、燃える秋(ハイ・ファイ・セット)などがまさにそうですね。
これらの曲ももちろんいいのですが、あえて曲のタイトルに秋を入れないことで、深まりゆく秋の寂しさのような感じを、あえて秋というワードを入れないことで表現する方がまたよかったりするのです。
でもこれらの曲で深まりゆく秋を感じさせるイメージが強く感じられるような気がするので、この辺を頭の片隅に入れて聴いてもらえればと思います^^
秋のはじめに聞きたい曲ランキングベスト5は?
ではここからは具体的に秋真っ盛りをテーマにした曲で、今もなお多くの方に聞かれている人気の高い曲をランキング形式にしてみました。
もちろんこれは私が個人的に評価が高いと思われる曲をランキングにしただけで、CDの売上枚数やオリコンの順位などのデータは関係ありません。
評価のポイントとしては、楽曲のクオリティの高さ、曲の世界観、ボーカル力、曲の認知度、などを総合的にみて判断しました。
ですので、このランキングはあくまで個人的な意見ということで聴いてもらえたらと思います^^;
第5位 楓 / スピッツ('98)
4人組ロックバンド、スピッツの19枚目のシングル。
スピッツの秋曲といえば「渚」を思い浮かべる方も多いかと思います。この曲もやはり秋の曲という意味では評価の高い作品です。
それにしてもサビの高音の部分はなかなか普通の人は出せないですね。まさに草野マサムネさんの真骨頂だといえます。
第4位 誰もいない海 / トワ・エ・モア('70)
男女デュオ、トワ・エ・モアの6枚目のシングル曲。
トワ・エ・モアといえば懐かしいところでいえば、'72年の札幌冬季オリンピックの公式テーマソング「虹と雪のバラード」を思い浮かべる方も多いでしょう。そのほかに「或る日突然」「空よ」など、70年代に素晴らしいハーモニーで多くの人を魅了してきました。
「♪今はもう秋 誰もいない海・・・」の出だしからはじまるこの曲は、秋の海のもの悲しさをうまく表現できている作品といえるでしょう。
第3位 風立ちぬ / 松田聖子('81)
松田聖子の7枚目のシングル曲。「グリコ ポッキー」 CMソング。作詞:松本隆、作曲:大瀧詠一。
やはり秋歌といえばこの曲は外せませんね。「♪風立ちぬ 今は秋」というフレーズからはじまるこの曲は秋の旅行のおともにポッキー片手に聞きたくなりますね。
そしてなんといっても大瀧サウンドと松本隆さんの歌詞の「はっぴいえんどコンビ」により生まれたこの曲はとても素晴らしくて、聖子さんの歌唱力が際立っているように聞こえるから不思議ですね。
第2位 コバルトの季節の中で / 沢田研二('76)
70、80年代に一世を風靡した沢田研二の17枚目のシングル曲。
ロック色が強いジュリーの曲の中で、こうしたポップス系の曲は比較的少ないように思いますが、それでもジュリーの魅力がとても詰まった作品といえます。
「♪髪型が変わりましたね 秋風によく似あいますね」から始まるこの曲もまた秋の名曲といえます。
第1位 Ya Ya(あの時代を忘れない) / サザンオールスターズ('82)
国民的ロックバンド、サザンオールスターズの16枚目のシングル曲。
サザンのあまたある作品の中でも上位に入るバラードの名曲ですね。でもこの曲が秋歌といってもあまりピンとこない方も多いかもしれませんね。しかし歌詞の中にも「♪秋が恋を切なくすれば・・・」と出てきており、れっきとした秋歌です。
この曲は桑田さんが青山学院大学の学生だった頃の思い出を歌った曲ですが、歌詞に登場する「BETTER DAYS」というのは当時桑田さんが所属していた軽音楽サークルの名前で、のちにここで知り合ったメンバーでサザンを結成してメジャーデビューしたのは有名な話です。
サザンオールスターズ Ya Ya(あの時代を忘れない) 歌詞(歌ネット)
秋の曲におすすめのオムニバスシリーズ
秋うた J-POP
amazon musicで展開されている秋うたを集めたシリーズです。
スピッツ「楓」、スキマスイッチ「奏(かなで)」、絢香「三日月」、斉藤和義「歌うたいのバラッド」など、新旧秋の聴きたい曲がラインナップされています。
まとめ
ということで今回は秋真っ盛りに聞きたい曲をランキング形式で紹介しました。
秋に聞きたい曲といえば、ほかにも斉藤和義さんの「歌うたいのバラッド」などの新しめの曲も多いはずなのですが、今回は70年代から80年代にかけての曲が中心になってしまいましたスイマセン^^;
次回はいよいよ秋3部作の最後「晩秋に聞きたいJ-POPの名曲」を取り上げようと思いますので、ぜひ楽しみにしてくださいね^^