90年代J-POP

90年代邦楽のバラードのヒット曲を集めたオムニバスアルバム~クライマックス~J-バラード・スタンダード

クライマックス~J-バラード・スタンダード

「クライマックス~J-バラード・スタンダード」曲目紹介

(DISC1)

  1. M / PRINCESS PRINCESS
  2. fragile / Every Little Thing
  3. もう恋なんてしない / 槇原敬之
  4. 抱いて… / 松田聖子
  5. 砂の果実 / 中谷美紀 with 坂本龍一
  6. 幸せな結末 / 大滝詠一
  7. LOVE IS ALL / 徳永英明
  8. 愛すること / 辛島美登里
  9. ありがとう / 大江千里
  10. DEAR...again (Ver.2.05) / 広瀬香美
  11. そばにいるよ / 前田亘輝
  12. ラストシーン / 布袋寅泰
  13. 愛が生まれた日 / 藤谷美和子・大内義昭
  14. シングルベッド / シャ乱Q
  15. ENDLESS RAIN / X

(DISC2)

  1. 未来予想図II ~VERSION '07~ / DREAMS COME TRUE
  2. いつか どこかで / 小田和正
  3. PIECE OF MY WISH / 今井美樹
  4. if / CHAGE and ASKA
  5. Maybe Tomorrow / レベッカ
  6. 部屋とYシャツと私 / 平松愛理
  7. 今を抱きしめて / NOA
  8. I for You / LUNA SEA
  9. ラストツアー ~約束の場所へ~ / Bluem of Youth
  10. 冬のファンタジー / カズン
  11. believe / 山口由子
  12. OUR DAYS -ORIGINAL MIX- / 鈴木あみ
  13. 会いたい / 沢田知可子
  14. 言えないよ / 郷ひろみ
  15. 渡良瀬橋 / 森高千里

90年代邦楽のバラードのヒット曲で構成されたオムニバス

ソニーさんのクライマックスシリーズのご紹介です。今回紹介する「クライマックス~J-バラード・スタンダード」は、J-POPのバラードのスタンダードばかりを集めたオムニバスアルバムです。

こうして曲目をみていても、すぐに口ずさめる名曲ばかりでございますね。バラードを歌うアーティストに限らずロック系アーティストの曲も選曲されていて、いろんな感じのバラードを聴くことができます。

90年代邦楽のバラードのヒット曲のキーワードは「大人向け」

90年代邦楽のバラードの特徴は、「大人向け」な曲が多いことがいえると思います。

その代表格ともいえるのが男性は鈴木雅之さん、女性は高橋真梨子さんですね。

お二方とも、大人のバラードを歌わせたら右に出る者はいないほどの存在感があります。

これはやはり長年にわたり積み重ねてきたシンガーとしての魅力と歌唱力が生み出してきたものといえます。

もちろん若いアーティストの方にもバラードの名曲・ヒット曲がたくさんありますが、大人なアーティストによる大人向けのバラードにも耳を傾けてみてほしいと思います^^

90年代の女性ボーカリストの名曲については、こちらでも解説していますので、よろしければこちらもご覧ください♪

「クライマックス~J-バラード・スタンダード」レビュー・1枚目

まず1枚目から。トップを飾るのはプリプリの名曲「M」でございます。

この曲は89年発売の大ヒットシングル「DIAMONDS」のB面(カップリング)でリリースされましたが、今でも不朽の名バラードとして知られていますね。

今となってはスマホで一発で消すことができるアドレスも、当時はみんな手帳など紙でに書いてあるので、こうした歌詞が響いてくるのですね。

Every Little Thingの「fragile」は、ミドルテンポのバラードナンバーですが、ボーカルの持田香織さんの魅力がよく出ている曲だと思います。

松田聖子さんの「抱いて…」はスナックで歌われるカラオケの定番みたいな感じがします。

これと高橋真梨子さんの「for you・・・」はまさに鉄板ともいえる曲ですね^^;

そしてやはりバラードといえばこの方も外せませんね、徳永英明さんです。曲は「LOVE IS ALL」です。

Vocalist」シリーズでも魅せたそのシルキーボイスはまさにバラードには欠かせないものだと思います。

広瀬香美さんの「DEAR...again」は、クリスマスソングの名曲ですね。この曲も広瀬さんの高音ボーカルがとても心地よく聞こえてきます。

前田亘輝さんの「そばにいるよ」、X JAPANの「ENDLESS RAIN」あたりは高音が心に残る名バラードですね。

「クライマックス~J-バラード・スタンダード」レビュー・2枚目

2枚目はドリカムさんの名曲「未来予想図II」からスタートします。

曲は2007年発売のバージョンとなっていますが、これも後世に残るラブバラードの名曲ですね。

そのあとの小田和正さんの「いつかどこかで」、今井美樹さんの「PIECE OF MY WISH」の流れもいいですね。どちらも耳に心地よく感じられるバラードの名曲です。

レベッカの「Maybe Tomorrow」もイイ曲ですね。

どちらかといえばポップやロックのイメージが強いレベッカですが、この曲でラブバラードの一面も見ることができました。それにしてもNOKKOさんのボーカルはさすがですね。

平松愛理さんの「部屋とYシャツと私」は、発売当時「女版関白宣言」と言われたりして話題になっていましたね。

まだそれだけ家庭内での女性の地位が低く見られていた時代だったのでしょうけど、今は家庭内において女性の方が男性よりも強い立場にいるなんてケースは当たり前のようになってしまいました^^;

Bluem of Youthは、電波少年で取り上げられたことで一応ヒットはしましたが、先の「Something else」が「ラストチャンス」でガンといったおかげで2番煎じの感は否めなくて、そのあとパッとしないまま終わりましたね。

カズン冬のファンタジー」や沢田知可子さんの「会いたい」、郷ひろみさんの「言えないよ」などの曲はバラードの名曲だと思います。

まとめ

そんなわけでこの辺の曲はJ-POPに詳しくない方でもすんなりと聴ける曲ばかりだと思います。

曲は90年代のものが多いですが、今聞いても非常にイイ曲ばかりですので、こうした素敵なバラード曲にも耳を傾けてみてはいかがですか?

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