90年代J-POP

90年代邦楽のミリオンヒットを中心としたラブソングを集めたオムニバスアルバム~R35「Sweet J-Ballads」

R35 Sweet J-Ballads

R35「Sweet J-Ballads」曲目紹介

  1. SAY YES / チャゲ&飛鳥
  2. 君がいるだけで / 米米CLUB
  3. 何も言えなくて…夏 / JAYWALK
  4. Get Along Together ~愛を贈りたいから~ / 山根康広
  5. TRUE LOVE / 藤井フミヤ
  6. シングルベッド / シャ乱Q
  7. 離したくはない / T-BOLAN
  8. クリスマスキャロルの頃には / 稲垣潤一
  9. Woman / 中西圭三
  10. 夏の日の1993 / class
  11. もう恋なんてしない / 槇原敬之
  12. サボテンの花 ~“ひとつ屋根の下”より~ / 財津和夫
  13. 接吻 kiss / オリジナル・ラヴ
  14. 壊れかけのRadio / 徳永英明
  15. 愛が生まれた日 / 藤谷美和子・大内義昭
  16. 世界中の誰よりきっと / 中山美穂&WANDS

90年代邦楽のミリオンヒットを中心としたラブソングで構成されたオムニバス

今回ご紹介するのは「R35『Sweet J-Ballads』」というタイトルのオムニバスアルバムです。

90年代にはやったJ-POPのミリオンヒットを中心としたラブソングばかりを集めた作品でございます。

SAY YES」をはじめ、「TRUE LOVE」、「Get Along Together」、「君がいるだけで」、「壊れかけのRadio」など、当時を思い出すには十分すぎるほどの充実した内容でございます。

CDがバカ売れしてた90年代前半はどんな時代だった?

この90年代のはじめというのは、CDがバカ売れしてた時代でありまして、またそれと合わせて「フジの月9」をはじめとしたテレビドラマが大当たりしたことも手伝って、ドラマの主題歌のミリオンヒットが連発した時期でもありました。

このころのドラマというのはいわゆる「トレンディドラマ」が主流でございました。

当時のテレビドラマは軒並み視聴率30%をたたき出すなど、多くのテレビドラマからヒット作品が生まれ、その流れでテレビ主題歌もヒットしてミリオンセラーも数多く出ました。

こうした「ドラマ主題歌=ミリオンヒット」といった流れを最初に作ったのが『東京ラブストーリー』の主題歌だった小田和正さんの「ラブストーリーは突然に」だったと言われています。

そのあとも当時人気だったドラマの主題歌にタイアップされたことによって、多くのミリオンヒットが生まれました。

また90年代のドラマ主題歌については、こちらでも詳しく解説していますので、よければこちらもご覧ください♪

R35「Sweet J-Ballads」レビュー

まずSAY YES」からスタートします。言わずと知れたCHAGE&ASKAの代表曲ですね。フジ系の月9ドラマ『101回目のプロポーズ』の主題歌としてヒットしました。

このドラマに関してはいろんなところで取り上げられてますので深く言及はしませんが、武田鉄矢さんと江口洋介さんとが実の兄弟という設定はかなり無理があるように思いました^^

米米クラブの「君がいるだけで」は、そのあとの月9ドラマだった『素顔のままで』の主題歌としてヒットしました。

このドラマは安田成美さん、中森明菜さんのダブル主演という珍しいキャスティングでしたが、明菜さんも当時はこうしたドラマにも積極的に出ていらっしゃったのですね。

JAY WALKの「何も言えなくて・・・夏」は、同じ曲の別バージョンで「何も言えなくて・・・WINTER」というのもあって、夏と冬両方でお稼ぎになられています^^;

シャ乱Qの「シングルベッド」は、当時の人気番組だったアサヤンこと『浅草橋ヤング洋品店』のエンディングで「上・京・物・語」「恋をするだけ無駄なんて」が起用されたことで人気に火が付き、この曲のヒットで人気を不動のものとしました。

中西圭三さんの「Woman」は、カメリアダイアモンドのCMを思い出しますね。当時は深夜になるとひんぱんに目にしたこのCMですが、今はぱったり見なくなりました。

愛が生まれた日」や「世界中の誰よりきっと」など、この当時はデュエットソングもよくヒットしていました。

これ以外だと、NOA(吉田栄作・仙道敦子)の「今を抱きしめて」や、Little kiss(工藤静香・石橋貴明)の「A.S.A.P」など、変わった組み合わせでのデュエットソングがありました。

まとめ

しかし見事なまでにこの頃の曲が網羅されてますね。

あとこれに小田和正さんの「ラブストーリーは突然に」や浜田省吾さんの「悲しみは雪のように」、今井美樹さんの「Piece of my wish」あたり入れといたら、この頃の曲を集めたラブバラードCDとしては、ほぼカンペキといっていいでしょう。

さてこのCDには「もう一度、妻を口説こう」というキャッチコピーがついてます。

できれば他の人にしたいと思っている方もおるでしょうが(笑)、ここは昔を思い返す意味でもこのCDでいろいろ思い出話に花を咲かせてみてはいかがでしょうか。

-90年代J-POP
-, , , , , ,