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35年ぶりの共演!オフコース時代の盟友鈴木康博のメッセージに小田和正が涙。

シンガー・ソングライター、小田和正さんが、23日放送のNHK FM
「今日は一日“小田和正”三昧」に出演し、オフコース時代の盟友、
鈴木康博さんと35年ぶりに“共演”したという記事を目にしました。

82年に脱退後初!小田和正、オフコースの盟友・鈴木康博と35年ぶり“共演”

昔からのファンにとって、このことは大きな事件だったと思います。
なんといっても35年ぶりの共演ですから無理はありません。

今回、共演とはいっても、小田さんの番組に鈴木さんがメッセージを
寄せるという形での「共演」でしたが、その内容に小田さんが思わず
涙するほど今回の共演は感動的でした。

では小田さんはなぜ鈴木さんのメッセージに涙したのでしょうか。

今まで語られなかった鈴木康博のオフコース脱退

オフコースといえば小田和正さんを中心に70年に結成し「さよなら」を
はじめとするヒット曲を世に送り出したバンドとして有名ですね。

そんなオフコースの歴史を語るうえで外せないのが鈴木康博さんです。

この二人が中心となって「ジ・オフコース」として結成されたあと
80年にオフコース最大のヒット曲「さよなら」をリリースし、その後も
I LOVE YOU」「YES-TES-YES」「言葉にできない」などのヒット曲を
出しましたが、82年に結成当時からのメンバーだった鈴木康博さんが
脱退を発表します。

脱退の理由についてはそれまで多くは語られませんでしたが、この番組
で鈴木さんが当時の思いを明かしました。

「声を聴いただけで小田って分かるのが悔しかった。」

鈴木さんは同じボーカリストとして小田さんの才能を評価しつつも、
その一方でやはり「オフコースは小田和正があってのもの」といった
イメージに常に葛藤していたことがうかがえます。

それは35年もの歳月をかけてようやく口にできるほどの本音だった
のでしょう。この痛いほどの当時の辛さをメッセージからくみ取って
小田さんは思わず涙したのでしょう。

最後は「オフコース時代は宝です。」と語ったり、小田さんの体調を
気遣うメッセージがあったりと当時のわだかまりがないことを強調した
鈴木さんにファンも感謝したに違いないでしょう。

昔のオフコースを知らない方も多くなりましたが、今聴いてもやはり
色あせない名曲の数々に驚くばかりです。そこにはこの二人の存在が
あってこそ成り立つものだと改めて感じました。


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