- 「夏歌」に続く第2弾は、夏の風景をイメージした選曲となっています。
- Sony Music Direct
- 2005/06/22
- 暑中お見舞い申し上げます / キャンディーズ
- ふたりの夏物語~NEVER ENDING SUMMER~ / 杉山清貴&オメガトライブ
- 君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。 / 中原めいこ
- 島唄(オリジナル・ヴァージョン) / THE BOOM
- カナリア諸島にて / 大滝詠一
- 小麦色のマーメイド / 松田聖子
- サヨナラは八月のララバイ / 吉川晃司
- 夏祭り / JITTERIN’JINN
- リゾ・ラバ / 爆風スランプ
- SUMMER CANDLES / 杏里
- アメリカン・フィーリング / サーカス
- 蜃気楼 / クリスタルキング
- ペガサスの朝 / 五十嵐浩晃
- 夏休み / よしだたくろう
- 南風-SOUTH WIND- / 太田裕美
- 夏の少女 / 南こうせつ
- 青い地平線 / ル・ミストラル
- 夏の終りのハーモニー / 井上陽水・安全地帯
さてみなさんは夏といえば何を思い出しますか?セミの大合唱、海水浴、風鈴の音、高校野球、夏祭りの縁日、夕立ちのあとのアスファルトのにおい・・ホント夏を連想させるものっていっぱいありますよね。
そんな夏の風物詩のひとつに入れたいのが今回ご紹介する「夏歌」シリーズの第2弾でございます。 タイトルは「夏歌2」です。はいそのままです。
今回のテーマとしては夏のいろんな風景とでもいいましょうか、曲の中に出てくる夏を感じさせる風景をクローズアップしているといった感じの選曲ですね。例えばテーマが「夏の原風景」なら「夏休み」や「夏祭り」、また「夏のバカンス」なら「カナリア諸島にて」や
「アメリカン・フィーリング」といった感じで、それぞれに違った側面から夏を感じることができます。では見てまいりましょう。
前半レビュー
まずはキャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」からスタートします。夏を感じさせる元気のいい感じのナンバーで、この後の期待が持てますね。
「ふたりの夏物語」は’85年のヒット曲ですね。ちょうど80年代前半に日本でもAORという大人向けの涼しげなナンバーがはやった時期がありまして、その代表格ともいえるのがこの杉山清貴とオメガトライブなのでありました。
杉山清貴さんの透き通る歌声と主にオメガトライブの楽曲の作曲を担当した林哲司さんの作り出すAORサウンドが絶妙でしたね。他にも「SUMMER SUSPICION」「君のハートはマリンブルー」「サイレンスがいっぱい」などのヒット曲がありました。
後半レビュー
後半になるとゆったりとしたバカンス系の夏ソングが続きます。大瀧詠一さんの「カナリア諸島にて」は、80年代を代表する名盤「A LONG VACATION」に収録された名曲ですね。「♪薄く切ったオレンジをアイスティーに浮かべて・・」ではじまるあたりはいかにもリゾートに来たような感じがしますね。続く松田聖子さんの「小麦色のマーメイド」は、ユーミンの作品としてもよく知られてますね。
そして杏里さんの「SUMMER CANDLES」は、アップテンポな曲が多い彼女の作品の中でもラブバラードとしての評価が今なお高い曲です。サーカスの「アメリカン・フィーリング」もアメリカ西海岸を思わせる爽快なナンバーですね。もちろん行ったことないですけどね。そのあとの「夏休み」「夏の少女」といったところは、やはり夏を感じさせる名曲としてはずせないところです。
そしてラストを飾るのは「夏の終りのハーモニー」です。これを聞くとあ~今年も夏は終りだなあという気分になりますね。その昔井上陽水さんのバックバンドを務めていたのが安全地帯で、そうした関係もあってこの夢のタッグが実現したそうです。
まとめ
そんなわけで夏ソングを集めたCDでも対象年齢がだいぶ上ですが、その年代でなくてもなかなか聴けるアルバムに仕上がっているのではないでしょうか。夏はこういったCDでも聴いてさらに夏を満喫しましょう。