10月も終わりになると昼間でもだいぶ寒くなってきましたね。ニュースが木枯らし1号を伝えるようになるといよいよ冬も本番かといった気持になります。
そしてこの時期は昔から「晩秋」というふうに言われておりまして、この時期の冬の寒さの到来を感じさせる曲もまた多いわけでございます。
これまでの秋を歌った曲とは違って、晩秋を歌った曲というのはどこかさみしさを感じさせるのは、枯葉や木枯らしといったイメージが強いからではないでしょうか?
そこで今回は深まりゆく秋(晩秋)に聞きたい曲で、代表的な曲をランキング形式で5曲ご紹介したいと思います^^
晩秋に聞きたい曲のキーワードは「風」
晩秋によく聴かれる人気の曲の特徴は、ズバリ「風」にあると言っていいと思います。
「北風」や「木枯らし」といったこの時期特有の寒さを運んでくる風を曲に盛り込むことで、より一層寒さやもの悲しさを感じさせる効果があるといえます。
そしてその寒い風の吹くイメージをそのまま男女の恋愛関係に当てはめて見たとき、やはり失恋や別れといったところを思わせる曲が多くなるのはある意味仕方ないのではないかと思います。この時期に燃えるような熱い恋というのはやっぱり似合わないですよね^^;
そういったことからこの晩秋に聞きたい曲には、この風による効果をイメージしながら聴いてみることをおススメします。
秋のはじめに聞きたい曲ランキングベスト5は?
ではここからは具体的に晩秋をテーマにした曲で、今もなお多くの方に聞かれている人気の高い曲をランキング形式にしてみました。
もちろんこれは私が個人的に評価が高いと思われる曲をランキングにしただけで、CDの売上枚数やオリコンの順位などのデータは関係ありません。
評価のポイントとしては、楽曲のクオリティの高さ、曲の世界観、ボーカル力、曲の認知度、などを総合的にみて判断しました。
ですので、このランキングはあくまで個人的な意見ということで聴いてもらえたらと思います^^;
第5位 冬がはじまるよ / 槇原敬之(’91)
シンガーソングライター、槇原敬之の4枚目のシングル。サッポロビール「冬物語」CMソング。
まずは冬のイメージが強いマッキーの「冬がはじまるよ」ですが、この曲は今もこの時期になると販売される冬季限定ビールの「サッポロ冬物語」のCMソングに起用されたことで、冬のはじめに聞きたい曲のイメージがついた感じがします。
この曲を聴くとコタツに入りながら鍋を囲んでビールを飲みたい気持ちになるから不思議ですね。さすがは情景描写のうまいマッキーならではだと思います。
第4位 恋人達のペイヴメント / THE ALFEE(’84)
3人組ポップスグループ、THE ALFEEの19枚目のシングル曲。 「グリコアーモンドチョコレート」CMソング
この曲もまさに冬の訪れを感じさせるような雰囲気がありますね。出だしから「♪ああ 街の灯が 冷たい風ににじむ」という感じで来てますからこの時期にピッタリの曲だといえます。
この曲では高見沢さんがボーカルを務めていますが、サビの高音のところはたかみーのボーカルがしっくりきますね。
THE ALFEE 恋人たちのペイヴメント 歌詞(歌ネット)
第3位 さよなら / オフコース(’79)
70、80年代に活躍した日本のバンド、オフコースの17枚目のシングル曲。作詞・作曲:小田和正。
秋の初めに聞きたい曲では「秋の気配」を取り上げましたが、秋の終わりはこの「さよなら」が聴きたくなります。
「♪さよなら さよなら さよなら もうすぐ外は白い冬」と情感たっぷりに歌い上げる小田さんのボーカルもまた素晴らしいものがあります。
第2位 木枯らしに抱かれて / 小泉今日子(’86)
アイドル歌手、小泉今日子の20枚目のシングル曲。作詞・作曲:高見沢俊彦
この曲は先ほどのTHE ALFEEの高見沢さんが作詞作曲した曲ですが、ちょっと北方の民族音楽をイメージした感じの曲調が印象的な曲です。
冬の訪れを感じさせる曲としても有名ですが、それを歌いこなすキョンキョンのボーカル力の高さも光る作品です。
第1位 恋人よ / 五輪真弓(’80)
シンガーソングライター、五輪真弓の18枚目のシングル曲。
この曲のイントロのピアノのところからもの悲しさが漂っています。恋人を思う女性のもの悲しさを五輪さんが歌い上げる名作です。
冬の寒さを歌った曲ではありますが「♪枯葉散る夕暮れは」と歌いだしでもあることから、やはり枯葉が散り始める晩秋に聞きたい曲といえるのではないでしょうか。
ザ・ベストテンではこの曲が1位になったとき、ロンドンから中継を結んで五輪さんがこの曲を歌っていましたね。懐かしい思い出です。
秋の曲におすすめのオムニバスシリーズ
秋うた J-POP
amazon musicで展開されている秋うたを集めたシリーズです。
スピッツ「楓」、スキマスイッチ「奏(かなで)」、絢香「三日月」、斉藤和義「歌うたいのバラッド」など、新旧秋の聴きたい曲がラインナップされています。
まとめ
ということで今回は深まりゆく秋(晩秋)に聞きたい曲をランキング形式で紹介しました。
ほかにこの時期に聞きたい曲といえば、冬が来る前に(紙ふうせん)、学生街の喫茶店(GARO)、哀愁のシンフォニー(キャンディーズ)、なども挙げられると思いますが、今回はこのランキングでかんべんしてください^^;
これから寒くなるこの時期、部屋を暖かくしていい音楽を聴いて過ごしましょう。