もうすぐ今年の夏も終わろうとしています。夏の終わりが近づくとちょっとセンチな気分になりますね。
それまでセミの大合唱や焼けつくような日差し、プールで遊ぶ子供たちの歓声だったのがなくなるようになると、季節は一気に秋へと進んでしまうような気がします。
そして、この時期になると盛夏のときに聞くような勢いのある感じの曲よりも、ちょっとしっとりと聞かせる感じの曲が聞きたくなってきます。
そこで今回は夏の終わりに聞きたい曲で、代表的な曲をランキング形式で5曲ご紹介したいと思います^^
夏の終わりに聞きたい曲はやはりバラード系
夏の終わりによく聴かれる人気の曲は、やはりゆったりとした感じで過ぎ行く夏を惜しむバラード系の曲がよく似合いますね。
ストレートに「夏の終わり」というタイトルでリリースしているアーティスト(矢沢永吉さん、浜田省吾さん、森山直太朗さんなど)もいらっしゃいますが、少しずらした感じのタイトルの方が人気が高いようです。
聴いてると少し秋風を感じるような、そんなバラード系の曲が夏の終わりにはぴったり合うのではないでしょうか^^;
夏の終わりに聞きたい曲ランキングベスト5は?
ではここからは具体的に夏の終わりをテーマにした曲で、今もなお多くの方に聞かれている人気の高い曲をランキング形式にしてみました。
もちろんこれは私が個人的に評価が高いと思われる曲をランキングにしただけで、CDの売上枚数やオリコンの順位などのデータは関係ありません。
評価のポイントとしては、楽曲のクオリティの高さ、曲の世界観、ボーカル力、曲の認知度、などを総合的にみて判断しました。
ですので、このランキングはあくまで個人的な意見ということで聴いてもらえたらと思います^^;
第5位 secret base~君がくれたもの / ZONE(’01)
4人組ガールズバンド、ZONE(ゾーン)の3枚目のシングル。井上真央主演のTBSドラマ『キッズ・ウォー3』主題歌。
ZONEはこの曲のヒットで紅白歌合戦の出場も果たしましたが、その後メンバーの脱退などもあって、のちに解散してしまいました。
「♪君と夏の終わり 将来の夢・・・」ではじまるこの曲は、ティーンネージャーのころの淡い恋愛を思い起こさせますね^^
zone secret base~君がくれたもの 歌詞(歌ネット)
第4位 夏のクラクション / 稲垣潤一(’83)
男性ボーカリスト、稲垣潤一の5枚目のシングル曲。作詞:売野雅勇、作曲:筒美京平。
この曲も、夏の終わりに聞きたいバラードの定番です。稲垣さんの涼しげなボーカルもこの曲にピッタリとあてはまっています。
曲は、失恋した男の子が夏の終わりに海沿いの道をひとりでドライブしているというさびしい内容の曲ですが、その心理描写などがとてもうまくて情景が目に浮かびます。
また「夏のクラクション」という曲のタイトルもツボを押さえていてとても秀逸だと思います。
第3位 少年時代 / 井上陽水(’90)
シンガーソングライター、井上陽水の29枚目のシングル曲。井上陽水の最大のヒット曲で、90年の発売から7年後の97年にミリオンセラーとなった。
まさに夏の終わりに聞きたい曲ですね。少年時代の夏の終わりに過ごしたときの情景がしっかりと映し出されています。
ちなみに「♪夏が過ぎ 風あざみ・・・」という出だしが有名なこの曲ですが、実は「風あざみ」という言葉は存在しなくて、これは陽水さんが作った「造語」なんだそうです^^;
それでもどことなく澄んだ感じの初秋の風が通り過ぎるような雰囲気を、このワードでうまく表現できているところが陽水さんのすごさだと言えますね。
第2位 さよなら夏の日 / 山下達郎(’91)
シンガーソングライター山下達郎の21枚目のシングル曲。
今年の夏が終わるもの悲しさをうまく曲にのせているところはまさに達郎さんならではだといえますね。
この曲のほかにも「潮騒」や「GET BACK IN LOVE」など、夏の終わりに聞きたいバラードの名曲を達郎さんは数多く発表しています。
第1位 夏の終わりのハーモニー / 井上陽水、安全地帯(’86)
井上陽水と安全地帯のコラボレーションによって生まれた曲。作詞:井上陽水、作曲:玉置浩二。
曲のタイトル通り夏の終わりに聞きたくなる壮大なハーモニーを奏でるバラード曲です。
陽水さんと玉置浩二さんのサビの部分でのシンクロを真似しようとカラオケで男子がこぞって歌うようになりました。
井上陽水、安全地帯 夏の終わりのハーモニー 歌詞(歌ネット)
まとめ
今回は夏の終わりに聞きたい曲をランキング形式で紹介しました。
こうやって曲を聴くと、夏が終わるのをさみしく感じますが、秋には秋の良さがまたありますので、それも今後特集していきたいと思います♪