さてあっという間に夏も終わり季節は秋になろうとしています。
秋と一言で言っても、初秋のように昼間は夏の暑さを残しつつも朝夕は冷ややかな空気が感じられる時期もあれば、晩秋のようにもう風も冷たくなってきて、冬の訪れを感じる時期もあります。
そんな秋には、やはり秋の初めの頃に聞きたい曲もあれば、秋の終わりに聞きたい曲もあって、それぞれ曲の雰囲気も少し変わってきます。
そこで今回は秋のはじめに聞きたい曲で、代表的な曲をランキング形式で5曲ご紹介したいと思います^^
秋のはじめに聞きたい曲のキーワードは「9月」
秋のはじめによく聴かれる人気の曲は、タイトルに9月を入れた曲が多い感じですね。
やはり9月のイメージといえば、それまでの8月の夏の暑さとはがらっと雰囲気が変わるので、そういった季節の変化を女性の心の変化とシンクロさせた感じの曲が好まれるのではないでしょうか^^
また曲調もどこかアップテンポな感じの曲が多いのは、この時期になると空気が涼しくなっていろんなことに活動的になることも関係してくるのではないかと推察されます。
そうした心の変化なども歌詞に取り入れた曲が多いのもこの時期の曲の特徴だといえますので、その辺もあわせて聴いてもらえたらと思います^^
秋のはじめに聞きたい曲ランキングベスト5は?
ではここからは具体的に秋のはじめをテーマにした曲で、今もなお多くの方に聞かれている人気の高い曲をランキング形式にしてみました。
もちろんこれは私が個人的に評価が高いと思われる曲をランキングにしただけで、CDの売上枚数やオリコンの順位などのデータは関係ありません。
評価のポイントとしては、楽曲のクオリティの高さ、曲の世界観、ボーカル力、曲の認知度、などを総合的にみて判断しました。
ですので、このランキングはあくまで個人的な意見ということで聴いてもらえたらと思います^^;
第5位 すみれSeptember Love / 一風堂(’82)
イギリスなど海外でも活躍したロックバンド、一風堂の6枚目のシングル。『’82カネボウ秋のキャンペーン』使用曲。
この曲といえば97年のSHAZNAのカバーを思い出す人も多いのではなないでしょうか?
当時流行したシンセサイザーの電子音をうまく取り入れるなど、時代の最先端を行く音楽センスは今でも多くの方に支持されています。
一風堂 すみれSeptember Love 歌詞(歌ネット)
第4位 9月の雨 / 太田裕美(’77)
女性アーティスト、太田裕美の9枚目のシングル曲。作詞:松本隆、作曲:筒美京平。
歌謡界を代表する大御所2人の作品を、太田裕美さんがきれいに歌い上げる傑作です。
やはり太田裕美さんの高い歌唱力がないと、このサビの部分はなかなか出せないと思います。9月の雨はせつないという感じが曲からあふれていますね。
第3位 風は秋色 / 松田聖子(’80)
松田聖子の3枚目のシングル曲。「資生堂 エクボ ミルキィフレッシュ」 CMソング
まだ3枚目の曲とあって初々しさが残る歌い方です。当時自身が出演していた洗顔フォームのCMソングにも使われていました。
聖子さんで秋の曲といえば「風立ちぬ」の方を連想される方も多いと思いますが、この「風は秋色」も負けず劣らずファンの間で人気が高い曲です。
第2位 秋の気配 / オフコース(’77)
小田和正を中心としたバンド、オフコースの11枚目のシングル曲。
この曲は、槇原敬之さんにもカバーされるなど、秋の名曲として高い評価を得ています。男性の失恋ソングですが、秋を迎えるもの悲しさとうまくリンクさせています。
ちなみにこの曲に登場する「港が見下ろせる小高い公園」は、小田さんが大学時代を過ごした横浜の「港の見える丘公園」をモデルにしたと言われています。
第1位 September / 竹内まりや(’79)
シンガーソングライター、竹内まりやの3枚目のシングル曲。作詞:松本隆、作曲:林哲司
明るい曲調ですが、失恋ソングなのですね。でも前向きに秋を迎えようとする女性の心情がうまく表現されています。
この頃まりやさんはアイドル的な活動をしていたので、ほかの人からの曲を歌う感じでしたが、歌唱力は当時からピカイチでした。
またこの曲でも松本隆さんが作詞されるなど、アーティスト竹内まりやとして高い評価をされていたことがうかがえます。
ちなみにこの曲のバックコーラスはEPOさんが担当していました。たしかによく聞くとEPOさんの声だとわかりますね。
秋のはじめの曲におすすめのオムニバスシリーズ
秋うた J-POP
amazon musicで展開されている秋うたを集めたシリーズです。
スピッツ「楓」、スキマスイッチ「奏(かなで)」、絢香「三日月」、斉藤和義「歌うたいのバラッド」など、新旧秋の聴きたい曲がラインナップされています。
まとめ
今回は秋のはじめに聞きたい曲をランキング形式で紹介しました。
今回は秋の初めに聞きたい曲というテーマだったので、あの秋の名曲が入ってないじゃないかというお叱りを受けそうですが、それはまた「秋真っ盛り」「晩秋」の3部構成でお届けしたいと思いますので、それまでもう少しお待ちください^^;